ふじた歯科

虫歯

虫歯

「ズキッ」と痛む歯にお悩みではありませんか?
実は、痛いと感じるときには、既に虫歯が進行している可能性があります。既に自覚症状がある方はもちろん、「もしかしたら」と思う方も診療に訪れてみてはいかがでしょうか。
虫歯の初期のうちは、自覚症状がありませんが、「痛い」「しみる」と感じる頃には、神経近くまで虫歯が進行している可能性があります。症状が進行し、神経が死ぬと痛みを感じなくなりますが、そのまま放置し続けると大きく腫れたり、激痛に襲われたり、最悪の場合は抜歯せざるを得なくなってしまうのです。
虫歯は早期発見、早期治療が大切です!

痛みを和らげる取り組み

歯医者さんで治療を受けるとき、麻酔が一番痛い、注射が怖いという方も少なくありません。
当院では、注射針の痛みを緩和する表面麻酔や細い針の使用をし、痛みに対して細心の注意を払うよう心がけています。 院長自身も注射が苦手で、常々どうしたら痛みがない麻酔ができるかを日々考えながら診療を行っております。 痛みに敏感な方や麻酔がトラウマの方はぜひお伝えください。より一層痛みに配慮した麻酔を行います!

虫歯の原因

歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は、糖やたんぱく質を分解します。これが虫歯の原因です。その細菌によって排出される酸等が、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。
歯みがきをしていなかったり、甘いものをたくさん食べているのに虫歯がない人は、元々持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きをもつ「唾液」の力が強い人です。
虫歯は、以下の3つの要素が原因であると言われています。

1.歯質
歯質は一人一人異なり、虫歯になりやすいかどうかを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、唾液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。
2.細菌
キシリトールやフッ化物には、虫歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。これらを活用したり、歯科医院でのクリーニングで歯垢(プラーク)を除去しましょう。
3.糖分
糖分の多い間食が増えると、お口の中が酸性になり、虫歯になりやすい状態になります。
間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送ることを心掛けましょう。
これら虫歯の3つの要素を少しでも減らし、虫歯のないお口を作っていきましょう。 当院では、虫歯をただ治療するだけでなく、どうしたら虫歯になりにくいかを考えながら最適な治療をお届けしてまいります。

虫歯の進行

歯の構造

歯の構造

エナメル質:歯の一番外側の組織。骨よりも硬く、全身の組織の中で最も硬い。虫歯の進行はゆっくリ。
象牙質(ぞうげしつ):エナメル質と神経との間の組織。柔らかいので、虫歯が進行しやすい。ここまで虫歯が進行すると、痛みを伴うことが多い。
歯髄(しずい):神経のこと。虫歯が歯髄まで進行すると、ズキズキ痛む。
歯の構造

C0

エナメル質の表層のみ脱灰した初期虫歯
歯みがきの仕方や高濃度のフッ素塗布により、再石灰化され、健康な歯に戻ることもある。
歯の構造

C1

エナメル質に限局した虫歯
点状に進行し、黒い穴が開いていることが多い。
痛みはほぼない
歯の構造

C2

象牙質にまで到達した虫歯
象牙質はエナメル質より柔らかいため、虫歯の進行が早く大きく進行しやすい。
痛みが出てくることが多い
歯の構造

C3

神経にまで到達した虫歯
ズキズキするなど、激痛で眠れないこともある。
歯の構造

C4

神経が死に、痛みは感じづらくる
虫歯菌が神経の先に到達し、腫れたりしやすくなる。
このまま進行すると抜歯する可能性が高まる

重度の虫歯には根管治療

重度の虫歯には根管治療
虫歯菌が神経にまで到達すると、神経を取る必要があります。

根管治療とは、歯根にある根管から虫歯になってしまった神経や血管を除去し、洗浄、殺菌をした後、薬剤を詰めて被せ物をする方法です。高度な技術を要しますが、根管治療によって自分の歯を長く維持できるようになります。

当院でのマイクロスコープを用いたより精度の高い根管治療

重度の虫歯には根管治療
お口の中は暗く狭いため、肉眼では細部まで見ることができません。

当院では、肉眼の20倍まで拡大できる歯科用マイクロスコープを用いて診療を行っております。マイクロスコープを用いることで、通常よりも、より確実で精度の高い治療を行うことができます。

尚、当院では、マイクロスコープを用いた根管治療を健康保険内で行っております。
肉眼
肉眼
肉眼だと、神経の
位置がわかりづらい
マイクロスコープ
マイクロスコープ
拡大すると3つの
神経がある
肉眼
肉眼
肉眼だと、問題なさそうでも⋯
マイクロスコープ
マイクロスコープ
拡大すると実は歯根が割れていた!
見逃すと腫れや痛みの原因に!

マイクロスコープ治療のメリット

マイクロスコープ治療のメリット
細部まで視て診療できる!

虫歯の治療、歯の神経の治療、歯周病の治療、被せ物の治療等が正確かつ確実に行う事ができる。

歯の寿命を長く保つ事が可能になります。


歯がしみるのは知覚過敏かもしれません

冷たい物や甘い物を食べたときに、「痛い」「しみる」といった自覚症状がある場合は、知覚過敏が原因の可能性もあります。まずは、虫歯がないか、かみ合わせに負荷がかかりすぎていないか等の検査を行います。それでも異常がない場合は、知覚過敏の疑いが高いです。
知覚過敏の治療は、しみる部位にお薬を塗布してしみにくくする場合と、かみ合わせの調整、コンポジットレジン(白い保険の詰め物)を詰める、神経を除去する等の治療法があります。
知覚過敏は治りにくいケースもあるので予防に努めるとともに、「知覚過敏かな?」と思われる場合にはまずは当院へご相談ください。
痛みを放置することはあまりよくありません。そのお痛みがなぜ痛むのか原因をしっかりと見極め、どのような治療が最適かをご提案いたします。
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